私がクマにキレた理由を観ました
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私がクマにキレた理由を観ました [DVD・ビデオ]

『私がクマにキレた理由』を観ました

●概要
 ニューヨークを舞台に、ひょんなことから上流階級の家庭で
 子守のパートをすることになった主人公が、
 我侭な子供と両親に振り回されながらも成長や恋模様をコメディタッチで描いた作品




彩りの配色がよく、ファンタジーな雰囲気で、特に赤いパラソルのイメージは、
あの「メリー・ポピンズ」を彷彿させます。
スカーレット・ヨハンソンがみせるピンクのパンツなんか、ちょっとしたことですが、
キュートな感じをうまく演出しています。
原題は「The Nanny Diaries」とまさしくベビーシッターが見た上流階級の家庭の様子を描いています。
主人公の”アニー”がひょんなことから”ナニー(ベビーシッター)”に
間違えられるというコメディタッチな展開でユニークですね。
セレブはベビーシッターを雇えば、親はビジネスやセミナーなどに参加する時間が持てるということ、
子どもの教育を含め子育てはベビーシッター任せで、
ベビーシッターを管理するだけという風土に一石を投じています。
そういう意味では、シニカルなコメディタッチとも言えます。
セレブのミセスXはそれに相当するゴージャスな服装であり、
スカーレット・ヨハンソン演じるアニーはベビーシッターなのでなんとも地味っぽいのですが、
そんな中にキュートさだけはきちんと押えられているようです。
幸せで優雅に見える上流家庭ですが、そこには愛や愛情がなく、
形だけの薄っぺらいうわべ、とっても不幸せな方々なんだと感じるのです。
ニューヨークを舞台にしており、その都会の素晴らしさを見事に強調しています。
景観よく撮れていてフレームワークがとてもいいですね。


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